これまで解析が困難とされていたナノ触媒の局所的活性サイトの3Dイ メージングを実現し、その方法論・学理を確立する。また、正確かつ多角的な「3D 活性サイト」イメージングに立脚した触媒設計という次世代型触媒開発における新機 軸を打ちだし、その理論体系の確立及びそれに基づく革新的触媒の創製を目指す。
【課題1】3D活性サイトイメージングモデルとなる分子結晶・触媒活性種の合成炭素-炭素結合形成反応に有効な高性能触媒(触媒活性種)を手法班に安定提供するための合成法を確立し、関連の有機金属錯体の反応化学に関する知見を確立する。
【課題2】担持ナノ粒子触媒の3D活性サイトイメージング官能基特異的な還元・水和に有効な粒子径の揃った担持ナノ粒子触媒の調製法の確立と多くのドーパントやヘテロ接合界面を有する新規ナノ粒子触媒の開発に取り組む。
【課題3】3D活性サイトイメージングを基盤とした革新的触媒の創製本領域の連携による成果を基盤に初めて達成可能な、高性能触媒・革新的反応の創出。
研究組織
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