新学術領域研究「3D活性サイト科学」へようこそ。このサイトを通じて活動内容を発信していきます。

お知らせ

2017/10/2-3  Lund(スウェーデン)において、第6回成果報告会&ワークショップを開催します。


名称: “Swedish-Japanese Workshop on 3D-Active-Site Imaging by Novel Micro Beams”(仮称)
日時: 2017/10/2  9:00- 10/3 12:00
場所: ”Lundmarksalen” (lecture hall in the Astronomy building) , Lund , Sweeden

終了後にMAX IVの site visitがあります。


2017/04/26 3D活性サイト科学 NewsLetter No.7 を刊行しました。



掲載内容】
 *公募班 決定のお知らせ
 * イベント報告
 * 研究成果   
 * 業績紹介
 *アウトリーチ活動   
 *論文・プレスリリース・受賞報告
* 今後の予定


2017/11/20-23共催イベント「第5回伊藤国際研究センター会議」を開催します。
   
第5回伊藤国際研究センター会議"Forefront of Molecular Dynamics at Surfaces and Interfaces:from a single molecule to catalytic reaction"
日時:2017年11月20日-23日  
場所:東京大学本郷キャンパス 伊藤国際学術記念センター
主催:伊藤国際研究センター、理化学研究所
共催:科研費新学術領域「3D活性サイト科学」

領域研究者も招待講演を予定しています。
 
申し込み・プログラム等の詳細につきましては下記サイトよりご確認ください。
http://park.itc.u-tokyo.ac.jp/MDSS_IIRC5/IIRC5_2017/index.html





活動報告

2017/06/10-11 3D活性サイト科学 春の学校を開催しました。

6月10日-11日に首都大学東京秋葉原キャンパスにて2017年度3D活性サイト科学 春の学校を開催しました。
初日には、各研究班から原理と研究例の紹介があり、2日目には学生によるポスター発表があり、その後チュートリアルが行われました。

 

日程:2017年6月10日(土),11日(日)

対象:主に実験系の院生~PDを想定
費用:無料 (懇親会費等は別途)

詳細はこちら: 3D活性サイト 春の学校



2017/6/7 領域メンバーの論文がPhysical Review B誌に掲載されました。

蛍光X線ホログラフィー班の林先生と理論班の赤木先生、康利静さん及び東北大学金属材料研究所の佐々木先生の共同研究の成果がPhysical Review B誌に掲載されました。
第一原理計算を用いて、有機超伝導体κ-(BEDT-TTF)2Cu[N(CN)2]BrのX線照射損傷のメカニズムの解明に関する研究成果です。
書籍名:Physical Review B
論文タイトル:First-principles investigation of local structure deformation induced by x-ray irradiation in κ(BEDTTTF)2Cu[N(CN)2]Br
著者:Lijing Kang, Kazuto Akagi, Kouichi Hayashi, and Takahiko Sasaki 論文リンク先:
http://link.aps.org/doi/10.1103/PhysRevB.95.214106

2017/5/8 領域メンバーの論文がActa Materialia誌に掲載され, プレスリリースを行いました。

また,本研究成果は中国新聞の 4月29日付朝刊で紹介されました

さらに、5月15日付の日経産業新聞でも紹介されました。

公募班の山本先生と,蛍光X線ホログラフィー班の林先生,細川先生,像再生理論班の八方先生との共同研究の成果が
Acta Materialia誌に掲載され,プレスリリースを行いました. また,本研究成果は中国新聞の4月29日付朝刊で紹介されました.さらに5月15日付の日経産業新聞でも紹介されました。 チタン合金に添加されるレアメタル元素近傍の局所構造解析に関する研究成果です.
書籍名:Acta Materialia
論文タイトル:Local atomic structure near an Nb atom in aged β-Ti alloys
著者:Tokujiro Yamamoto, Kouichi Hayashi, Naohisa Happo, Shinya Hosokawa, Hiroo Tajiri
論文リンク先:https://doi.org/10.1016/j.actamat.2017.03.048
プレスリリースリンク先;http://www.utsunomiya-u.ac.jp/docs/UU_press_20170428.pdf

2017/05/01-02 「3D活性サイト科学」公募班キックオフミーティングを開催しました。
  総括班メンバーと公募班16名があつまり、今後2年間の研究計画について具体的に議論しました。

日時:平成29年5月1日(月)昼から5月2日(火)午後
場所:SPring-8 上坪講堂(〒679-5198 兵庫県佐用郡佐用町光都1丁目1-1)
  アクセスは(http://www.spring8.or.jp/ja/about_us/access/)
詳細はこちら: H29 公募班キックオフミーティングのお知らせ

2017/4/21  領域メンバーが、高校生に中性子ホログラフィーの授業をしました。

   蛍光X線ホログラフィー班(林班)の大山研司先生(茨城大学)が、茨城大学模擬授業を担当し、福島県立磐城高校の生徒26人に中性子ホログラフィーに関する授業を行いました。

日時:2017年4月21日
場所:茨城大学工学部(日立市)

2017/4/19 領域メンバーの論文がNano Letters誌に掲載され、プレスリリースを行いました。

公募班の坂本一之先生と物質・材料研究機構の内橋隆博士らの共同研究の成果がNano Letters誌に掲載され、プレスリリースを行いました。
有機分子を用いた原子層超伝導体の転移温度の精密な制御と、その微視的なメカニズムの解明に関する研究成果です。
書籍名:NANO LETTERS
論文タイトル:Controlled Modification of Superconductivity in Epitaxial Atomic
        Layer−Organic Molecule Heterostructures
著者:Shunsuke Yoshizawa, Emi Minamitani, Saranyan Vijayaraghavan, Puneet Mishra,
   Yasumasa Takagi, Toshihiko Yokoyama, Hiroaki Oba, Jun Nitta, Kazuyuki Sakamoto,
   Satoshi Watanabe, Tomonobu Nakayama, and Takashi Uchihashi
論文リンク先http://pubs.acs.org/doi/abs/10.1021/acs.nanolett.6b05010


2017/4/3  H29-31年度 公募研究が決定しました。

   H29-31年度の公募研究が決定し、16件が採択されました.

公募研究代表者一覧:http://www.3d-activesite.jp/publicoffering/publicofferingh29

2017/3/29 領域メンバーの論文がACS Nano誌に掲載され、プレスリリースを行いました。

公募班の廣瀬先生と光電子ホログラフィー班の松井先生、室主幹研究員、蛍光X線ホログラフィー班の林先生との
共同研究の成果がACS Nano誌に掲載され、プレスリリースを行いました。
酸窒化物強誘電体結晶薄膜のアニオン配位構造の制御および評価方法の開発に関する研究成果です。

掲載雑誌名 : ACS Nano
論文タイトル : Strain Engineering for Anion Arrangement in Perovskite Oxynitrides
著者 :Daichi Oka, Yasushi Hirose, Fumihiko Matsui, Hideyuki Kamisaka, Tamio Oguchi,
Naoyuki Maejima, Hiroaki Nishikawa, Takayuki Muro, Kouichi Hayashi, and Tetsuya Hasegawa
プレスリリースリンク先:http://www.s.u-tokyo.ac.jp/ja/info/5317/

2017/3/19 領域研究者の論文が第22回(2017年)論文賞を受賞しました

   
領域メンバーの論文が第22回(2017年度)論文賞を受賞し、第72回日本物理学会年次大会に於いて表彰されました。    

受賞論文題目: Charge Ordering in α-(BEDT-TTF)2I3 by Synchrotron X-ray Diffraction
著者名:Toru Kakiuchi, Yusuke Wakabayashi, Hiroshi Sawa, Toshihiro Takahashi, and Toshikazu Nakamura 
掲載雑誌:J. Phys. Soc. Jpn. 76, 113702 (2007) 

2017/3/18 日本物理学会第72回年次大会で領域研究者が招待講演を行いました

   会議名:日本物理学会第72回年次大会領域5シンポジウム「放射光を用いた顕微分光によるナノスケール電子状態観察の新展開」
日時:2017年3月18日
場所:大阪大学豊中キャンパス
招待講演
・「光電子回折によるサイト選択的分光研究」松井文彦 (奈良先端大学)
・「蛍光X線ホログラフィーによる物質ないの局所量子構造の観測」林好一 (名工大)
会議のHP: http://www.jps.or.jp/activities/index.php


2017/3/13~15 スウェーデン ルンドにて開催のMAX IV ユーザーミーティングに参加し、現地での共同研究と

今年の秋の合同研究会についてQuitmann所長・Beamライン担当スタッフと打合せを行いました。

  
 

本新学術領域では、海外拠点・国際ネットワーク構築を目的とした研究基金も処置していただいております。その一環として、最近稼働を始めた次世代高輝度放射光リング、スウェーデンのMAX IV https://www.maxiv.lu.se/)との共同研究を目指しています。また、今年の秋には合同研究会を開催しようとしております。

その下打ち合わせを兼ねて、31315日に開催された、MAX IVのユーザーミーティングに出席してまいりました。MAX IVは、エミッタンスが1nmradを下回る、世界最高輝度の放射光施設を目指しており、昨年の6月に開所式が行われ、ビームラインでの一部ユーザー利用が開始されています。1.5GeV3GeVの二つの蓄積リングからなっています。今回は稼働を始めてから最初の会議であり、300名ほどの参加者が出席していました。また、産業利用を目指したワークショップなど、いくつかのサテライト会議も平行して開催されていました。

MAX IVの加速器そのもの立ち上がりは、事前に聞いて危惧したほど難航している様子はなく、3GeVリングの方は最大で200mAの蓄積に成功し、トップアップ運転での160mAの24時間運転も可能になってきたとのことです。また、数mA程度の運転時ではあるものの、エミッタンス340pm・radを達成しているようです。5つの挿入光源も導入されたとのことで、シングルバンチ運転も最大で8.5mA蓄積可能で、定常的には2.8mAを達成しているそうです。1.5GeVリングでも、最大150mA、トップアップ運転では135mAを実現したとのことです。

ビームラインの方では、NanoMAXBiOMAXの2本の硬X線ビームラインが稼働しており、すでに最初のユーザーがデータを報告していました。近々2回目のプロポーザールを受け入れるとのことです。軟X線ビームラインでは、RIXSと、準大気圧下での光電子分光ビームラインの立ち上げが先行しており、3月中にはRIXSビームライン最下流まで光が通ってきているものと思われます。

今後年間3000人のユーザーが訪れ、500本の論文を創出し、100名近い博士取得者を輩出したいとの目標が示されていました。現在、14本のビームライン建設が予算化されており、その後、22本まではいろいろ計画の議論が始まっています。

9月には最初に21部屋のゲストハウスができる予定とのことです。

近接して建設の進んでいる中性子施設の報告もあり、2020年に加速器が完成、23年に最初のユーザー利用、25年に完成、というスケジュールだそうです。

ユーザーズミーティングの後、MAX IV1.5GeVリングの会議室で、本新学術領域関係の会合を持ちました。日本からは大門代表のほか、名工大林教授、奈良先端大松井准教授と高輝度光科学センター木下主席研究員が出席しました。(写真)。新学術領域で進んでいるアクティビティや開発中の装置について説明をさせていただき、先方からはビームラインのスペックや建設状況などの紹介がありました。軟X線に関しては、日本で開発の進んでいる小型の2次元表示型光電子分析器の利用の可能性、蛍光X線ホログラフィーに関しては、林がNanoMAXへの申請を視野に入れながら共同研究に向けての議論をしました。

また、9月下旬から10月初旬にかけて、日本の関係研究者、国際的に近い分野の著名な研究者をLUNDに集め、研究集会を開催する方向で調整を進めることになり、現在案を練っているところです。



2017/3/15 領域メンバーの論文がSynfacts誌の"Synfact of the month" 及び表紙に選ばれました。

   
ナノ触媒班(野村G)の満留敬人先生らは、コア-シェル型ナノ構造体の簡便かつクリーンな一段階合成法を開発し、その触媒能及び活性サイトを明らかにしました。
Synfacts誌は、有機化学の専門家から構成される編集委員が、著名な学術誌に掲載された有機合成化学に関する論文の中から特に優れた内容の論文を選び、合成方法の詳細、論文の学術的意義とコメントを加えて出版しています。

雑誌名 : Chemistry A European Journal
論文タイトル :  “Green, Multi-Gram One-Step Synthesis of Core–Shell Nanocomposites in Water and Their Catalytic Application to Chemoselective Hydrogenations”
著者 : T. Urayama, T. Mitsudome, Z. Maeno, T. Mizugaki, K. Jitsukawa, and K. Kaneda
リンク先 : 
http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/chem.201604763/abstract

2017/3/14 領域の学生が量子ビームサイエンスフェスタでポスター賞受賞を受賞しました。

   
穴田壮人さん(大阪大学基礎工学研究科)がつくば国際会議場で開催された2016年度量子ビームサイエンスフェスタにお いてポスター賞を受賞しました。

会議名:2016年度量子ビームサイエンスフェスタ
日時:2017年3月14-15日
場所:つくば国際会議場(エポカルつくば)
受賞発表タイトル: CTR 散乱強度データからのペロブスカイト酸化物超薄膜 構造モデルの構築手法と解の精度の評価
会議のHP: http://qbs-festa.kek.jp/2016/index.html

2017/3/4-5 第5回成果発表会を開催しました。

     

日程:2017年3月4日(土)-3月5日(日)
場所:伊豆山研修センター (http://www.uniho.co.jp/hoyojyo/atami.html


2日間にわたり開催された第5回成果発表会には合計104名の参加があり(総括班評価者 4名、学術調査官 1名含む)、計画研究班、公募研究班の2016年度の研究成果が発表されました。またポスター発表(53件)も行われ、ポスター前に熱心に研究成果を説明したり、今後の研究打ち合わせをする姿がみられました。東京大学大学院新領域創成科学研究科 岡田 璃生さん、馬場 知之さん、東京工業大学物質理工学院 前田恭吾さんの3名に学生を対象とした優秀なポスターに贈られる「大門賞」が授与されました。2017年に開催される国際学会への参加旅費が副賞で贈られます。

第5回成果発表会詳細 ↓
https://sites.google.com/a/3d-activesite.jp/170304/


2017/1/30 共同研究の成果がOrganometallics誌に論文掲載されました。

   
公募班の山添先生とナノ触媒班(野村G)の班内メンバーとの共同研究の成果がOrganometallics誌に掲載されました。
溶液XAFS手法などを用いたバナジウム触媒の活性種解析に関する成果です。

掲載雑誌名 : Organometallics
論文タイトル : Synthesis of (Adamantylimido)vanadium(V) Dimethyl Complex Containing (2-Anilidomethyl)pyridine Ligand and Selected Reactions: Exploring the Oxidation State of the Catalytically Active Species in Ethylene Dimerization
著者 : K. Nomura, T. Mitsudome, A. Igarashi, G. Nagai, K. Tsutsumi, T. Ina, T. Omiya, H. Takaya, and S. Yamazoe
WEb公開先(オープンアクセス) : http://pubs.acs.org/doi/abs/10.1021/acs.organomet.6b00727

2017/1/11-15 共催イベント「表面・ナノ科学シンポジウム 2017(SSNS'17)」を開催しました。
   
日時:2017年1月11日-15日  
場所:新富良野プリンスホテル(北海道富良野市中御料)
主催:応用物理学会薄膜・表面物理分科会 
共催:科研費新学術領域「3D活性サイト科学」、日本物理学会、日本表面化学会
 
プログラム等の詳細につきましては下記サイトよりご確認ください。
http://mswebs.naist.jp/LABs/daimon/SSNS17/index-e.html

2017/1/11 領域メンバーの研究成果をDalton Trans.誌のProspectiveで紹介しました。
   
新学術領域研究で取り組んだ高性能オレフィンメタセシス触媒の創製と関連化学に関する成果を、英国化学会のDalton Trans.誌にPerspectiveとして紹介しました(裏表紙に採択、依頼投稿、2017年巻頭)。
 
掲載雑誌名 : Dalton Trans., 2017,46, 12-24                                    
論文タイトル : Synthesis of vanadium–alkylidene complexes and their use as catalysts for ring opening metathesis polymerization
著者 : Kotohiro Nomura and Xiaohua Houa


2017/1/8 日本放射光学会年会で領域研究者が招待講演を行いました。
   
会議名:第30回日本放射光学会年会・放射光科学合同シンポジウム
日時:2017年1月8日  場所:神戸芸術センター 
講演タイトル: 光電子ホログラフィーによる局所構造と電子状態の原子分解能解析
講演者 : 松井文彦 (奈良先端大学)
会議のHP: http://www.jssrr.jp/jsr2017/index.html

2016/12/20-21 物性研究所の短期研究会「「原子層上の活性サイトで発現する局所機能物性」」を開催しました。

   
日時:2016年12月20日(火)-21日(水)   
場所: 東京大学柏キャンパス (〒277-8581千葉県柏市柏の葉5-1-5)
     物性研究所 本館6階 大講義室(A632)・ラウンジ
主催: 東京大学物性研究所
共催: 科研費新学術領域「3D活性サイト科学」「原子層科学」 
 
プログラム等の詳細につきましては下記サイトよりご確認ください。
http://osada.issp.u-tokyo.ac.jp/SATL3D/home.html
  

2016/12/9-10 「第10回 物性科学領域横断研究会」(物性科学関連の7つの新学術領域研究による合同研究会)を開催しました。

   
日時:2016年12月9日(金) ~10日(土)    
場所:神戸大学六甲台第2キャンパス(〒657-8501 神戸市灘区六甲台町1-1)
       神戸大学百年記念館(神大会館)  (リンク先の地図中の102番)    


2016/11/25 第54回日本生物物理学会年会でシンポジウムを共催しました。

     
日程:2016年11月25日(金)16:30-19:00
場所:つくば国際会議場 E会場(小会議室 303号室)
シンポジウム名:時空間精密構造解析による生体分子活性サイトの機能解明

第54回日本生物物理学会年会においてシンポジウムを共催しました。領域研究者が講演を行い、「生体活性サイト」の精緻な3次元構造・化学的性質・動的情報を与える分光学,構造解析法,一分子計測,計算科学が上記の問題解決にどう貢献できるかを議論しました。70名を超える参加者があり、一時は立ち見もでるほどでした。

2016/11/20-21共催イベント「日本顕微鏡学会 様々なイメージング技術研究部会」を開催しました。

     
日程:2016年11月20日(日)午後〜21日(月)
場所:日立中央研究所「鳩山地区」(旧 日立基礎研)
講演内容:「電波干渉計を用いたブラックホールのイメージング」(国立天文台 本間希樹氏)ほか。
申し込み締め切り : 2016年11月2日(水)

プログラム: http://www.asem.kyushu-u.ac.jp/qq/qq01/samazama/20160928.pdf


2016/11/24   Scientific Reportsへの論文公開、およびプレスリリースのお知らせ。
       
領域メンバーの満留敬人准教授(野村G)らは「廃棄物から “水素”を生成する触媒技術の開発」を発表しました。

研究概要 : 水素は、燃やしても二酸化炭素が発生しないため最も有望な次世代エネルギーの一つです。今回、ヒドロシラン類が安価かつ安全な水素貯蔵物質としての可能性をもつことに着目し、ナノ単位で構造を制御した高機能な金ナノ粒子触媒を開発することで工業廃棄物のヒドロシラン類と水から高効率に水素を取り出すことに成功しました。この触媒系は熱などの外部エネルギーを一切必要とせず、室温・大気中で簡便に多量の水素を生成できます。またこの水素生成系は、非常に小型かつ軽量で簡単に持ち運びができるという利点があります。これらのことから、今後、必要な場所で必要なときに、必要な分だけ簡単に水素エネルギーを取り出すことのできる次世代型水素キャリアシステム(ポータブル水素発生装置)としての応用・実用化が期待されます。

雑誌名:Scientific Reports (Nature Publishing Groupの電子ジャーナル)
論文タイトル:On-demand Hydrogen Production from Organosilanes at Ambient Temperature Using Heterogeneous Gold Catalyst
著者:Takato Mitsudome, Teppei Urayama, Taizo Kiyohiro, Zen Maeno, Tomoo Mizugaki, Koichiro Jitsukawa and Kiyotomi Kaneda
リンク先 : http://www.nature.com/articles/srep37682

プレスリリース
   「廃棄物と水から “水素”を生成する触媒技術を開発 ~水素社会の実現に向け「ポータブル水素発生装置」開発に期待~」
プレス発表
●朝日新聞11月25日(夕刊11面)
   "廃棄物+水→水素発生~阪大グループが新技術~”
   URL http://www.asahi.com/shimen/20161125ev/index_osaka.html
●日刊工業新聞11月28日付「科学技術・大学」面(20頁)掲載
   記事タイトル「阪大、廃棄物と水から水素生成する触媒開発−携帯型発生装置開発へ」
   デジタル版 URL :  https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00408191
●大学ジャーナルオンライン11月30日付 
   記事タイトル「大阪大学、廃棄物と水から水素を生成する触媒技術を開発」
   URL :  http://univ-journal.jp/10752/
●産経新聞ネット版 産経WEST12月3日付【坂口至徳の科学の現場を歩く】に掲載
  記事タイトル「画期的モバイル電源に…水素を廃棄物から生成する触媒技術、阪大が世界初提案」
  URL http://www.sankei.com/west/news/161203/wst1612030007-n1.html

2016/11/24 領域メンバーの論文(review)がThe Chemical record誌に掲載され、表紙に選ばれました。

     
ナノ触媒班(野村G)の満留敬人先生らは、金属ナノ粒子と担体との界面が触媒の活性サイトとなり、様々な重要な反応が温和な反応条件で効率よく進行することを見出しました。
雑誌名 : The Chemical record
論文タイトル : “Metal-Support Cooperative Catalysts for Environmentally Benign Molecular Transformations”
著者 : K. Kaneda and T. Mitsudome
リンク先 :
http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/tcr.201600036/abstract


2016/11/24 領域メンバーの論文(review)がChemistry A European Journal誌に掲載され、Highlight PaperとFrontispiece に選ばれました。

     
ナノ触媒班(野村G)の満留敬人先生らは、これまで調製が困難であったコアーシェル型金属ナノ材料を、有害な試薬を一切必要とせず、水溶媒中、一段階で合成する新手法を開発しました。また、コアとシェルの界面が触媒の活性サイトとなることを明らかにしました。

雑誌名 : Chemistry A European Journal
論文タイトル :  “Green, Multi-Gram One-Step Synthesis of Core–Shell Nanocomposites in Water and Their Catalytic Application to Chemoselective Hydrogenations”
著者 : T. Urayama, T. Mitsudome, Z. Maeno, T. Mizugaki, K. Jitsukawa, and K. Kaneda
リンク先 :  http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/chem.201604763/abstract

2016/11/14 国際学会で学生が最優秀ポスター賞を受賞しました。

     
Chaimongkolkunasin Sapannaさん(首都大学東京、博士前期課程2年)が台北で開催されたInternational Symposium on Catalysis and Fine Chemicals 2016 (C&FC2016)にお いて最優秀ポスター発表賞を受賞しました(92件中1位)。

会議名:International Symposium on Catalysis and Fine Chemicals 2016 (C&FC2016)
日時:2016年11月11-14日
場所:Howard Civil Service International House, Taipei, Taiwan
受賞発表タイトル: Synthesis and Reaction Chemistry of (Imido)Vanadium(V)-Alkylidene Complexes: Highly-Active Olefin Metathesis Catalysts
会議のHP: http://www.cfc2016.org/index.php

2016/11/10 国際学会で学生がBest Poster Awardsを受賞しました。

     
馬場知之君(東京大学、博士前期課程2年)が大阪で開催されたThe 31st International Congress on High-Speed Imaging and Photonics(31st ICHSIP)のBio-Medical Applications部門でBest Poster Awardsを受賞しました。

会議名:The 31st International Congress on High-Speed Imaging and Photonics(31st ICHSIP)
日時:2016年11月7-10日
場所:Hotel Hankyu Expo Park, (Osaka, Japan)
受賞発表タイトル: X-ray imaging of single protein's motion with Ultra-high speed and accuracy
会議のHP: http://www.ichsip-31.org/index.html


2016/11/7 国際学会で領域研究者が招待講演を行いました(共同研究の成果紹介)。

     
会議名:10th International Vanadium Symposium: Chemistry, Biological Chemistry, & Toxicology (V10)
日時:2016年11月6-9日
場所:Howard Civil Service International House, Taipei, Taiwan
Title:  (Imido)vanadium Complexes Containing Anionic Ancillary Donor Ligands as Efficient Catalysts for Olefin Polymerization/Dimerization
Speaker : K. Nomura, Tokyo Metropolitan University
会議のHP:
http://www.chem.nthu.edu.tw/files/13-1078-98859.php?Lang=zh-tw

2016/11/4 Scientific Reportsへの論文公開、およびプレスリリースのお知らせ.

 
    
領域メンバーの奈良先端大学 松井文彦准教授、大門寛教授、岡山大学 久保園芳博教授、高輝度光科学研究センター 松下智裕主席研究員、NIMS 濱田幾太郎主任研究員、大阪大学 森川良忠教授、濵本雄治助教らは共同研究 「黒鉛を超伝導にするカリウム原子の並ぶ様子を可視化」を発表しました。

研究概要 : 黒鉛にカリウムやカルシウムを挿入するとそれぞれ約0.14 K、11.5 Kで超伝導状態になります。カリウム・カルシウム合金の場合、組成によって超伝導転移温度が連続的に変化します。光電子ホログラフィー法と第一原理計算法を用いることで最表面数原子層の領域にあるカリウム原子周りの局所構造の可視化と精密な構造決定に成功し、カリウムとカルシウムの分布が揺らいでいることを見出しました。カルシウム原子はカリウム原子よりも強く黒鉛格子と結びつき、そのため化合物結晶を割ったとき、カリウム原子だけが挿入されている結合の弱い層が選択的に新しい表面として露出する、と考えられます。

雑誌名:Scientific Reports (Nature Publishing Groupの電子ジャーナル)
論文タイトル:Photoelectron Holographic Atomic Arrangement Imaging of Cleaved Bimetal-intercalated Graphite Superconductor Surface
著者:Fumihiko Matsui, Ritsuko Eguchi, Saki Nishiyama, Masanari Izumi, Eri Uesugi, Hidenori Goto, Tomohiro Matsushita, Kenji Sugita, Hiroshi Daimon, Yuji Hamamoto, Ikutaro Hamada, Yoshitada Morikawa, Yoshihiro Kubozono
DOI 番号:http://dx.doi.org/10.1038/srep36258

プレスリリース
「黒鉛を超伝導にするカリウム原子の並ぶ様子を可視化 ~電子のホログラムで3D原子配列を決定し、謎解明~」
プレスリリースのURL
奈良先端大学 : http://www.naist.jp/pressrelease/2016/11/003483.html
大阪大学 : http://www.eng.osaka-u.ac.jp/ja/dat/news/1478495040_1.pdf
岡山大学 : http://www.okayama-u.ac.jp/tp/release/release_id423.html
物質・材料研究機構 : http://www.nims.go.jp/news/press/2016/11/201611050.html
SPring-8 : http://www.spring8.or.jp/ja/news_publications/press_release/2016/161104/

産経新聞ネット版 : http://www.sankei.com/west/news/161108/wst1611080047-n1.html
LaserFocusWorld : http://ex-press.jp/lfwj/lfwj-news/lfwj-science-research/15908/
EE Times Japan : http://eetimes.jp/ee/articles/1611/08/news025.html
科学新聞 2016年12月2日 1面


2016/11/5-6 サイエンスアゴラに企画参加しました。

     

サイエンスアゴラ
http://www.jst.go.jp/csc/scienceagora/
企画実施日 : 11月5日(土)~11月6日(日) 10:00-17:00(6日は16:00まで)
企画名 : ミクロの世界のおもしろさ ~原子模型であそぼう!~
主な対象 : 小中学生
会場 : D会場(東京都立産業技術研究センター)M2階 Da-428
http://www.jst.go.jp/csc/scienceagora/program/booth/da_428/

2日間で約80名の方がブースを訪れ、原子模型の積み上げに挑戦していました。

 

2016/11/3-6 サイエンスアゴラの参加プログラムに共催しました。

     生命をささえるタンパク質の「かたち」
実施日 : 2016年11月3日~6日
会場 : A会場(日本科学未来館)1階 Aa-003
タンパク質を「見る」「さわる」「つくる」「使う」といった体験を通してタンパク質の「かたち」の多様性と重要性を実感し、多くの人の好奇心を刺激することを目指します。

http://www.jst.go.jp/csc/scienceagora/program/booth/aa_003/


2016/09/21 領域メンバーの論文が、表面科学(日本表面科学会会誌) 9月号のFocus on e-JSSNTに選ばれました。

     Atomic Image Reconstruction from Atomic Resolution Holography Using L1-Reguarized Linear Regression, T. Matsushita,
e-JSSNT (Conference-ALC'15) Vol.15 pp158-160.

表面科学 2016年 9月号

2016/09/20 九州大学でサイトビジットを行いました。

     

九州大学の公募研究募集説明会のち、公募班の安田研究室の見学を行いました。

  

2016/09/06~ 公募研究募集説明会を開催致しました。

     

●北海道地区説明会
   日時 2016年9月6日(火)14:30-16:00
   場所 :北海道大学 フロンティア応用科学研究棟1階セミナー室1
●第1回関西地区説明会
   日時 2016年9月9日(金)13:30-17:00
   場所 大阪大学基礎工学研究科(豊中キャンパス)国際棟(シグマホール) 1階 セミナー室
●中国地区説明会
   日時 2016年9月12日(月)13:00-16:00
   場所 広島大学大学院理学研究科(東広島キャンパス)E104講義室
●関東地区説明会
   日時 2016年9月17日(土)13:00-17:00
   場所 首都大学東京 秋葉原サテライトキャンパス
●九州地区説明会
   日時 2016年9月20日(火)13:00-15:00
   場所 九州大学伊都キャンパス総合学習プラザ2階オートモーティブ講義室1
●東北地区説明会
   日時 2016年9月23日(金)14:00 – 17:00
   場所 東北大学多元物質科学研究所南総合研究棟(旧・材料物性研究棟1号館)1F大会議室
●第2回関西地区説明会
   日時 2016年9月26日(月)14:00-15:30
   場所 奈良先端科学技術大学院大学物質創成科学研究科 F106号

 
          第1回関西地区説明会(阪大基礎工)                           第2回関西地区説明会(奈良先端大)

2016/09/17 領域メンバーの細川伸也先生が第77回応用物学会の依頼講演を行いました。

      学会 : 第77回応用物理学会
日時 : 2016年9月13日〜16日
場所 : 新潟市朱鷺メッセ
講演者 : 細川伸也(熊本大学)
タイトル : 「放射光X線を用いた多元系化合物の3次元原子イメージ」 

2016/09/14 領域メンバーの鷹野優先生が日本物理学会2016年秋季大会で招待講演を行いました。

     学会 : 日本物理学会2016年秋季大会
日時 : 2016年9月13日~16日
場所 : 金沢大学角間キャンパス
講演者 : 鷹野優(広島市立大学)
タイトル : 「計算科学による金属タンパク質の活性中心の電子構造制御に関する研究」

2016/9/10-11  第4回成果発表会を開催しました。

     

日時:2016年9月10日(土)〜 9月11日(日)
場所 : 大阪大学大学院 基礎工学研究科 Σホール[〒560-8531大阪府豊中市待兼山町1-3]

2日間にわたり開催された第4回成果発表会には合計105名の参加があり、4名の総括班評価者と2名の学術調査官の前で研究計画班、公募研究班の研究成果が発表されました。またポスター発表も行われ、ポスターを前に熱心に研究成果を説明したり、今後の研究打ち合わせをする姿がみられました。ポスター発表者の中から若手研究者の優秀なポスターに贈られる「大門賞」には、名古屋工業大学 木村耕治さん、東北大学 康利静さん、東京工業大学 名取小太郎さんの3名が選ばれました。2017年に開催される国際学会への参加旅費が副賞で贈られます。


その他詳細につきましては、下記サイトよりご確認ください。
https://sites.google.com/a/3d-activesite.jp/160910/home

2016/8/28  協賛イベント SPring-8シンポジウムサテライト研究会「 原子分解能ホログラフィー研究会・機能性材料ナノスケール原子相関研究会合同研究会 」を開催しました。

     

日時:2016年8月28日(日)13時~
場所 : 関西学院大学梅田キャンパス(http://www.kwansei.ac.jp/pr/pr_001746.html)。
プログラム : https://drive.google.com/open?id=0Bzv1yzpK-5lgSzFySkRHWWhTQmM

2016/8/29 領域メンバーの論文がJ. Am. Chem. Soc.誌に掲載されました。

      “Ring-Opening Metathesis Polymerization of Cyclic Olefins by (Arylimido)vanadium(V)-Alkylidenes: Highly Active, Thermally Robust Cis Specific Polymerization” X. Hou and K. Nomura 従来触媒(RuやMo触媒)よりも高活性かつ高立体特異的(cis specific)にオレフィンメタセシス(炭素-炭素結合形成)反応を進行させるバナジウム分子触媒の創製に成功しました。特に、環状オレフィンとの反応性が高く、高温で優れた性能を発現する点が特徴です。
http://dx.doi.org/10.1021/jacs.6b06330


2016/8/19 領域メンバー執筆による領域研究内容をわかりやすくまとめた大学3、4年生以上向けの教科書「機能構造科学入門-3D活性サイトと物質デザイン」が出版されました。

     
「機能構造科学入門-3D活性サイトと物質デザイン」
監修 : 大門 寛、佐々木 裕次
出版社 : 丸善出版
ISBN : 978-4-621-30060-2
定価 : 3,600円(税別)
http://pub.maruzen.co.jp/book_magazine/news_event/2016/130060.html

2016/8/16 領域メンバーの本倉 健先生が東京工業大学の平成28年度「挑戦的研究賞」を受賞いたしました。

      研究課題名 : 固体表面への触媒活性点集積による新規分子変換反応の開発
http://www.rso.titech.ac.jp/cat7/detail_32.html

2016/08/09 大阪市立科学館にて小・中学生以上を対象としたサイエンスショーを開催しました。


科学教室「波ってなんだろう」「波であそぼう」 水の波を使って、波のさまざまな性質を見ることができる実験です。 科学教室「波ってなんだろう」の講義を午前と午後の2回行いました。1時間の実験を解説を交えて実験しました。 また、「波で遊ぼう」は自由に参加できる実験した。全体で、合計 54名の参加者がありました。

2016/8/1 領域メンバーの満留敬人先生が大阪大学大学院 基礎工学研究科 物質創成専攻の助教から准教授に昇任されました。



2016/7/26 領域メンバーの論文が公開され、Front coverに選ばれました。

      Inverse Ubbelohde effect in the short hydrogen bond of photosystem II: Relation between H/D isotope effect and symmetry in potential energy profile
Yusuke Kanematsu, Masanori Tachikawa, and Yu Takano
Journal of Computational Chemistry 37, 2140-2145 (2016).
http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/jcc.24438/abstract
カバーへのリンク : http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/jcc.24458/full
光合成光化学系II において水を分解し酸素発生を発生する反応を行うMnクラスター付近では、チロシンYZとHis190は特異的に短い水素結合を形成しています。この水素結合は反応で重要であると考えられており、またH/D同位体効果も特徴的になることが期待されます。この論文では、原子核の量子効果を取り入れた多成分系密度汎関数法を組み込んだQM/MM法を用いて、YZ –His190間の水素結合に現れるH/D同位体効果を解析しました。理論計算の結果、一般の水素結合と異なり、短距離強水素結合を有する系で知られている逆ウベローデ効果が見いだされました。

2016/7/16 領域メンバーの論文がPHYSICAL REVIEW LETTERS に公開されました。

      Nonvortical Rashba Spin Structure on a Surface with C1h Symmetry 

Emilia Annese,Takuya Kuzumaki,Beate Müller,Yuta Yamamoto,Hiroto Nakano,Haruki Kato,Atsushi Araki,Minoru Ohtaka,Takashi Aoki,Hirotaka Ishikawa,Takashi Hayashida,Jacek R. Osiecki,Koji Miyamoto,Yasuo Takeichi,Ayumi Harasawa,Koichiro Yaji,Tetsuroh Shirasawa,Koh-ichi Nittoh,Wooil Yang,Kazushi Miki,Tatsuki Oda,Han Woong Yeom, and Kazuyuki Sakamoto
PHYSICAL REVIEW LETTERS  117, 016803 (2016) 
ラシュバ(RB)効果はスピントロニクスへの応用から注目されている現象であり、近年盛んに研究されています。この論文ではC1h対称性(鏡面を1つだけ有する対称性)に起因して、これまで全く予想されてなかった特異なRB効果が発現することを明らかにしました。

2016/7/06 領域メンバーの論文がJapanese Journal of Applied Physics に公開されました。

      Interfacial atomic site characterization by photoelectron diffraction for 4H-AlN/4H-SiC(11-20) heterojunction
Naoyuki Maejima, Masahiro Horita, Hirosuke Matsui, Tomohiro Matsushita, Hiroshi Daimon and Fumihiko Matsui
Japanese Journal of Applied Physics 55, 085701 (2016)
SiC(11-20)面とAlN絶縁膜との界面に形成される欠陥がSiN層であることを光電子回折法で突き止め、あらかじめAlを吸着させAlN膜を形成することでこの欠陥が解消されることを示しました。(11-20)面はパワー半導体SiC(0001)基板上のトレンチ面として用いられる無極性面で欠陥の原子構造と電子状態を明らかにした重要な知見となります。

2016/7/1 領域メンバーの論文がReview of Scientific Instrumentationsに公開(6/15)され、
Editor's Picksに選ばれました。

   
Development of an X-ray fluorescence holographic measurement system for protein crystals
Ayana Sato-Tomita, Naoya Shibayama, Naohisa Happo, Koji Kimura, Takahiro Okabe, Tomohiro Matsuishita, Sam-Yong Park, Yuji Sasaki, and Kouichi Hayashi
Review of Scientific Instrumentations
Rev. Sci. Instrum. 87, 063707 (2016); http://dx.doi.org/10.1063/1.4953453

タンパク質結晶の蛍光X線ホログラフィー実験を可能とするシステムを構築しました。ヘモグロビン単結晶を試料として用い、高精度多波長蛍光X線ホログラムを記録することに初めて成功しました
RSI Editor's picsへのリンク。期間限定で、フリーダウンロードができます。  http://aip-info.org/1XPS-4BGBO-09M3SIFC9C/cr.aspx

2016/7/1 国際会議VUVX-2016のサテライトワークショップを開催しました。

      Local 3D atomic and electronic structure imaging of functionally active sites  Date: 1. July, 2016 
Venue: Venue: University of Zurich, Irchel campus, Switzerland  web page http://indico.psi.ch/event/local-atomic-imaging
招待講演者
Prof. H. Daimon Introduction to 3D Active Science
Prof. C.S. Fadley Keynote Lecture: XPD and X-ray Standing Wave
Dr. M. Muntwiler XPD Dedicated Beamline at SLS
Prof. D.P. Woodruff  Keynote Lecture: XPD and X-ray Standing Wave
Prof. F. Matsui XPD & PEH at SPring-8
Lunch & Poster
Prof. G. Faigel Lecture: XFH
Prof. K. Hayashi XFH
Prof. L. Yashina Topological Insulators by XPD
Prof. M. Chergui Time-resolved EXAFS
Prof. Y.C. Sasaki Bio-molecule XFH
Dr. R. Weterstrom Single Molecular Magnet
Prof. A. Schoell Orbital Tomography
Dr. A. Shavorskiy Ambient Pressure PES       

第2回成果報告会、第3回成果報告会の若手の優秀発表者がこのワークショップ(ポスターセッション)に招待されました。
ご講演いただいた皆様、参加いただいた皆様、ありがとうございました。

また、VUVX2016 会議は下記の日程で開催されました。 Date: 3.-8 July 2016, Venue: ETH Zurich, Switzerland. https://indico.psi.ch/conferenceDisplay.py?confId=3461

2016/6/15 領域メンバーの論文がPhys. Rev. Bに公開されました。

      Chemical and orbital fluctuations in Ba3CuSb2O9 Yusuke Wakabayashi, Daisuke Nakajima, Yuki Ishiguro, Kenta Kimura, Tsuyoshi Kimura, Satoshi Tsutsui, Alfred Q. R. Baron, Kouichi Hayashi, Naohisa Happo, Shinya Hosokawa, Kenji Ohwada, and Satoru Nakatsuji, Phys. Rev. B 93, 245117(2016). http://dx.doi.org/10.1103/PhysRevB.93.245117
電子軌道とスピンが量子的に絡み合った新しい量子力学的な状態である「軌道スピンエンタングル状態」が提案されているBa3CuSb2O9の軌道配列,及び化学的な原子配置の乱れを,蛍光X線ホログラフィーとX線散漫散乱の組み合わせで観測しました。化学的な原子配置の乱れと,最近の理論研究の比較から,軌道の運動が速い所,遅い所が混在している可能性を指摘しました。

2016/6/6 領域メンバーの論文が米国化学会Organometallics誌に掲載され、
5月度のMost Read Article(第4位)として紹介されました。

      安価で入手容易な有機Al試薬を助触媒とする高性能オレフィン重合触媒(バナジウム)の創製に関する研究で、アニオン性のNヘテロ環状カルベン配位子との組み合わせにより達成しています(ドイツのブラウンシュバイク工科大学との国際共同研究)。従来プロセスで必要となる高価な助触媒が要らない革新的触媒の創製に成功。
Synthesis of (Imido)Vanadium(V) Dichloride Complexes Containing Anionic N-Heterocyclic Carbenes That Contain a Weakly Coordinating Borate Moiety: New MAO-Free Ethylene Polymerization Catalysts
Atsushi Igarashi, Eugene L. Kolychev, Matthias Tamm, and Kotohiro Nomura
Organometallics (2016)
http://pubs.acs.org/doi/abs/10.1021/acs.organomet.6b00200

2016/05/28 3D活性サイト 春の学校を開催しました。

3D活性サイト研究のための分光・回折技術の基礎と応用
日程:2016年5月28日,29日
場所:東北大学青葉山キャンパス 青葉サイエンスホール
対象:主に実験系の院生~PDを想定
http://spring-school-2016.3d-activesite.jp

5月28日-29日に東北大学青葉山キャンパスにて2016年度3D活性サイト科学 春の学校を開催しました。
初日には、各研究班から原理と研究例の紹介があり、その後ポスター発表と4班に分かれてのチュートリアルが行われた。
2日目には学生による研究発表があり、その後、前日のチュートリアルの報告発表を行った。
ポスター発表は1時間の発表時間では足りないくらい活発に若手の間で議論が交わされ、チュートリアルはためになったという感想が多く聞かれた。


2016/5/21 協賛イベント「平成 28 年度 触媒学会ファインケミカルズ合成触媒セミナー」を開催しました。

      平成 28 年度 触媒学会ファインケミカルズ合成触媒セミナー 「ファインケミカルズ合成触媒の現在と新しいアプローチ」 日時 : 平成28年5月21日(土)10:30-17:30 会場 : 大阪大学大学院基礎工学研究科 国際棟セミナー室 豊中キャンパス
参加方法、プログラム等の詳細は下記サイトよりご確認ください。 http://www.shokubai.org/general/kaikoku/160521fine.pdf
主催 : 触媒学会(ファインケミカルズ合成触媒研究会) 協賛 : 日本化学会、有機合成化学協会、近畿化学協会、新学術領域「3D活性サイト科学」

2016/4 ZEITSCHRIFT FÜR PHYSIKALISCHE CHEME にて 国際WS "Element Specific Structure Determination in Materials on Nanometer and Sub-Nanometer Scales using modern X-Ray and Neutron Techniques"のプロシーデングが発行されました。


Special Issue: Element Specific Structure Determination Using Modern X-ray and Neutron Techniques / Wolf-Christian Pilgrim, Koichi Hayashi, Shinya Hosokawa, Pawel Korecki

 

Links

平成26年度「新学術領域研究(研究領域提案型)」新規採択研究領域一覧